すっきり、さっぱり。

まいにちを自由に、ごきげんにくらす。

【公開します】目指すのはすっきりした中にも生活感が感じられる台所!わが家の台所の全景はこうなっています。

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築18年の中古戸建のわが家。
昨年の春に越してきました。


以前こちらに住んでらしたのは、80歳前後の老夫婦。
最寄り駅により近い、新築の2LDKのマンションに移られるということでした。


ご主人のリタイア後、ご夫婦だけで住み始めたのがこの家だったそう。
ちいさな子供が住んでいた時期がないからか、建物は古びてはいるものの、全体的にとてもきれいな状態でした。


・・・台所とお風呂以外は。




わたしの母もときどき言うのですが、年をとってくると目がおとろえ、どうしても汚れが目にはいりにくくなるそうです。


その一方、日々のくらしのなかでの動きは少なくなっていくので、リビングや居住スペースは汚れにくくなる。



歳とともに、
水回りは汚れがちになり、
リビングスペースは汚れにくくなる。




お住まいだった老夫婦は、まさにこういう状態だったのだと思います。




入居後、水回りだけのリフォームも考えたのですが、きれいとはいえ築18年になる建物。
このタイミングであまりお金をかけたくなかった。



自分なりに掃除をしていますが、とりきれない蓄積した汚れがあるので、ガスコンロだけでもかえてもいいかな、とは思ったのですが・・・。
最初に換気扇のクリーニングだけを業者さんにお願いして、結局そのまま使っています。



【南側から】

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家の東に面して、南北に長い台所。
北側に勝手口、東側に出窓。
南側にLDへの引き戸、西側に玄関ホールに通じる引き戸があります。



【北側から】

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南側の出入り口は、調理と盛りつけができたものをLDへ運ぶのに便利。
西側の出入り口は、買い物をして帰ってきたときに、玄関からまっすぐ台所にアクセスでき便利。


動線がよい位置にしつらえられた台所です。
ありがたい。





台所西側の壁面に沿って、カウンター収納とちいさい棚。

もともとここには、老夫婦がお使いだった大きな食器棚をおいていってもらって使っていました。
その後、地震で倒れてくることが心配だったのと、やはり大きすぎて生活に合わなくなってきたので、いまのものに変更しました。





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(登校完了。お弁当箱が出払って棚がスカスカ…。)



壁の棚は、スウェーデンの収納システム「string」。
いちばん小さい「string pocket」です。


奥行きが15センチしかないのが逆にいい。
後列にまわるものがないので、ひとめですべて見渡せて、手に取りやすいです。
今後もしここで使わなくなったとしても、どこでもさっと移動させて使える安心感もあります。





下のカウンター収納はパモウナのもの。


収納力抜群。
車輪でするする動くので、裏側や下の床の掃除もしやすい。
天板部分は、調理が終わったものをどんどん並べていく。
できあがったら引き出しから食器をだし、配膳するのにぴったり。


現在、大人数で集まる時用の大皿以外のふだんづかいの食器は、すべてこのなかに収めています。





食器はもともと好きでかなり数を持っていたので、越してきた当初はとてもこれに収まる量ではありませんでした。


気に入って入手したものの、自分の料理の出し方にはあわず、あまり使ってあげられなかった食器もたくさんあります。
そういったものは、フリマアプリで手放したり、その労力に見合いそうもないものは、思い切って処分したりしてきました。




以前の家はマンションで、台所は2畳強のL字タイプ。
現在の家の台所は5.5畳。



ひろさは倍以上になりましたが、いまこの台所にあるものの数は、おそらく以前の半分以下になっています。




ものを減らす。
背の低い、コンパクトな収納を活用する。
各収納は、引き出しや扉をあけたときに全部見渡せる量だけをおさめる。
各収納の天面は調理時に使えるよう、できるだけものをおかないようにする。



この四つを常に意識し、ものと収納と使い勝手のバランスをいつも自分に確認。




すっきりしていながらも、くらしの様子が自然とにじみでるような、いい意味で生活感の感じられる台所が理想です。




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